イケメンくんと甘めな恋
校舎に入ると、外見同様とてもキレイだった
少し歩くと、A組の教室が見えてきた
A組は1階で、E組は2階だからここでお別れ
「じゃあ、帰りに瑠菜のクラスむかえに行くから。バイバイ」
「うん。バイバイ」
沙夜ちゃんは教室に入り、私は階段へと向かった
「友達できるかなぁ…。沙夜ちゃんとクラス別れちゃったし……はぁ…」
独り言をブツブツ言っていると、突然肩を叩かれた
「??」
何かと思い振り向くと、そこにはいかにも不良ですって感じの男の人が立っていた
「おぉ!!めっちゃかわいいじゃん!!!ビンゴ~!」
……何この人…。変なの…
いきなり騒ぎ出したと思ったら、ポケットからケータイを取り出してメールをしだした
「あの…用がないんだったら失礼します」
そう言って、男の人に背を向けて歩き出そうとすると、腕を掴まれ阻止された
「待って待って!!ちょっと話があるんだけどいいかな?」
そう言われ、しょうがなく振り向く