無題
お昼近くになった。


「さぁて、やりますか!」


あたしは 焼きそばを作り始めた。とは言っても キャベツをザクザク切って、お肉をパックから出して そのままフライパンへ。 ただ炒めるだけ。
焼きそばの麺もただ炒めるだけだし、味付けも麺に付いてる小袋を使うだけ。
あぁなんてお手軽料理~!笑。
でも これ なかなか美味しいんだよね。味付けソースが絶品だから。


ちゃっちゃと焼きそばを作り終え お母さんの分をラップしておいておく。


「いただきまーす」
「ごちそうさまでした」


あっという間に食べ終えたあたしは お皿を流しにつけ置きし、そのまま 二階の自分の部屋に行く。


クローゼットを開けて、「う~ん、なに着ていこう?」


軽く悩み、今一番のお気に入りの 薄いピンクのシフォンチュニックにデニムのショートパンツにレギンス、とカジュアル路線に決めた


髪の毛はポニーテールにしてシュシュでまとめてみた。


「うん、学校行くんだもんね。あんまり派手な格好してもね~。
あー楽しみ♪早く時間経たないかな? 」



< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop