おかしいよ
「...これが急展開!?」
ムハッと頬の力が緩み
だらしない顔になった
あたしを見て
「ないない、」
「え、何勘違いしてんの」
と2人に軽く反発を受けた
「え、でも心当たりがない..」
「早く行けば?」
先生待たせてるよーと
百恵はパックジュースを
ズズズッと啜るとあたしの方を見た
「...うん」
ぎこちない歩きで職員室まで
向かう間あたしの脳内は
本当は嬉しいくせに
何か悪い事したかな、と
不安がぬぐえなかった事は
チキンなあたしが悪いんだけど
何か変な感じがした