ご主人様との甘い契約
社長室の前に着いた。
コンコン・・。
「入れ。」
「失礼します。」
「久しぶりだな。翔貴、そこに座りなさい。」
ったく、何の用だよ。
こういうときに、親父づらしやがって・・・。
「お前を呼んだのはほかでもない。4年も婚約放棄してどういうつもりだ。」
は・・・?いつの話だよ・・。
「まてよ、俺は放棄してない。破棄したんだよ。」
4年前に既に破棄しているはずだ。
「ふ・・。そうか、なら・・・」