ご主人様との甘い契約
こ、この展開って・・・。
瑠衣が言ってたのと同じだ。
こ、心の準備しとかないと。
「へぇ。寝てるかと思ったのに。」
頭を撫でられた。
「やべ俺もう我慢できない・・・。そんな顔すんな。」
翔貴が私の頬に触れる。
その瞬間、体中がいきなり熱くなった気がした。
わたしは決心した。
「・・・いいよ?」
「え?ほんとに?てか、この前、全然意味分かってなかったのに。」
翔貴がビックリしてる。
「や、優しくして、ね?」
これも瑠衣の受け売りの言葉。
「・・・もちろん。」
そう言って翔貴はわたしにそっとキスをした。