ご主人様との甘い契約




「俺? 俺は翔貴。春奈ちゃんは何歳なの?」


 
春奈ちゃんは困った顔をしている。



・・・・悪かったかな・・。



「えっとね、はい!」




「・・・・3歳か。俺は9歳。」



なぜ分かったのかと言うと、



指が3本立ってたから。



「パパがこうしろっていった!!」




・・・・かわいいな。


なんていうか・・・。



「翔貴、そろそろ行くぞ。おっと、春奈ちゃんかい?かわいらしいなぁ。お人形みたいだ。」




あー、確かに。


目とか髪とかすげー綺麗・・・。





「おにーちゃん!バイバイ!」




俺は手を振り返した。






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