ご主人様との甘い契約
   




「・・まあ、がんばんなさいよ。」


瑠衣は私の肩を叩いて言った。


右手には、シャーペンが握られていた。


あ、宿題全然やってないや・・・・・・。



「・・うん。って、もうこんな時間!!帰って夕食作らなきゃ。」




また怒られる―――。





「やばい、わたしもだ。


 あ、報告。わたし、彼氏出来た。」




「え?良かったじゃーん!」





「また、連絡する。」




「うん。」




そして私達は喫茶店をでた。



瑠衣、良かったね。





 

< 38 / 219 >

この作品をシェア

pagetop