ご主人様との甘い契約
第3章
お泊りデート(?)
ある八月の朝のこと・・・。
「あ、もしもし?春奈?あのね、
お泊りしに行かない?」
瑠衣から電話がかかってきた。
「あ、でも・・。」
翔貴を置いていくわけには・・・
一応使用人だし?
「じゃあ、誘ったら?絶対行くと思うなあ~。」
「ん。じゃあ聞いてみる。」
「うん。ニヤッ」
私は思い切って、誘ってみることにした。
「翔貴。あのね・・・・
お泊りしにいかない?」
「・・・・・は?」