ご主人様との甘い契約
これって、お酒のせい?
キスはどんどん激しさを増す。
うまく息が出来ない。
「エロい顔すんな。」
「だっだって・・・。」
初めてだもん。こんな・・・。
私、お酒飲んでないのに頭がおかしくなっちゃいそう。
「襲いたくなる。」
「え?あ、ちょっと・・ひゃあ!」
翔貴の手がわたしの浴衣の中に入ってきた。
「翔、貴!や、め・・。」
あ・・れ?
翔貴の動きが止まった。
「翔貴、寝た・・・?」
私の膝の上ですーすーいびきをかきながら寝ていた。
た、助かった・・・。
何だったんだろう?
今、瑠衣が言っていたことがパズルのようにすべてがつながった。