ご主人様との甘い契約






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「ね、抜け出さない?」


は・・・? 成瀬っていう人がわたしに近寄ってきて耳元でささやいた。



「え、でも・・・。」




隼人君が一番よかったのに・・。

 


「いいじゃん。あー。俺ら抜けまーす!!」


成瀬さんが勝手に私の手を取って言った。



「あー、ちょっとー。」




お金を置いて無理やり店の外へ・・・。


「何するんですか!」



私は手を振りほどいた。



「ほんとかわいいね。瑠衣ちゃん。」



と言って私に近づいてくる・・・。



やだぁ・・・!!






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