【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
その顔が綺麗すぎてドキッと変に胸が動く。


あぁ、ホストなの納得だ。


何か分からないけど、整った顔と仕草に妙に納得出来る物があった。


「あいつは学生なの内緒だし、まだ18になってねーんだ。だから、裏技的な?」


こんな身近に法律違反して水商売してるヤツがいたなんて…。


やっぱり年ごまかすくらい簡単なのかな。


「さっきの人はお客さん?」


「そう…あっ!」


陽介が私の後ろに視線を移し手を振る。


つられるように振り返ると、渓といずちゃんと直樹がマルキューから出てきた所だった。
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