【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
さっき陽介が頭撫でたって大丈夫だったのに…。


おかしい!絶対私おかしい!


…おかしくしてるのは、このエロ目だ…。


吸い込まれて目が離せなくなる。


「こ、子供扱いしないでよ」


そらせない目のかわりに強がる口。


強がる言葉を言わないと、気づいたらいけない気持ちに気づきそうだったから。


「中学生なんてまだガキだろ(笑)」


笑いながら私の頭をぐしゃぐしゃにする。


「ちょっとやめてよ!(笑)」


私も笑いながら直樹の腕をつかみ抵抗した。


久しぶりに声を上げて笑ったような気がした。
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