【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
渓に誘われた文化祭の日。
初めて港南台駅で降りた。
バスロータリーを通り抜け、緩い坂道を10分ちょっと歩いた。
「中学もある私立だから、文化祭大きいみたいだよ」
渓がそう笑って教えてくれた。
私立なんて、自分には遠い世界すぎて想像がつかない。
豪華なのかな?
ごきげんよう、とか挨拶しちゃったりしてるの?
そんな妄想が膨らみワクワクする。
学校に着くと、そんな想像とはかけ離れていた。
広いけど、綺麗とは言えない校舎の外壁。
私立なの…?
と首を傾げるくらいにギャルギャル男が多い。
初めて港南台駅で降りた。
バスロータリーを通り抜け、緩い坂道を10分ちょっと歩いた。
「中学もある私立だから、文化祭大きいみたいだよ」
渓がそう笑って教えてくれた。
私立なんて、自分には遠い世界すぎて想像がつかない。
豪華なのかな?
ごきげんよう、とか挨拶しちゃったりしてるの?
そんな妄想が膨らみワクワクする。
学校に着くと、そんな想像とはかけ離れていた。
広いけど、綺麗とは言えない校舎の外壁。
私立なの…?
と首を傾げるくらいにギャルギャル男が多い。