【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
化粧もそんなにしてない感じで、派手でもない。


だけど、整った顔にスタイルの良さでか、すごく存在感がある…。


黒肌に憧れていた私はゆかを見て、初めて白い肌が綺麗なんだと思った。


スベスベしてそうな細くて長い足。


痴漢する男の気持ちが何となく分かった気がする。


ゆかは、おっとりしてそうな雰囲気なのに話し出すと止まらない。


ケラケラと渓と似たような笑い方をしながら、私を笑顔にしていく。


「あ、私そろそろ当番だ!!じゃあはるか今度遊んでね!」


ほとんど一方的に話して私はほぼ相づちだけの会話をして、あっという間に去って行った。


台風みたいな人…。
< 181 / 358 >

この作品をシェア

pagetop