【実話】かげおくり～また君に恋をしたい～

昨日の今日でこんなことやめてよ…。


何で、こんなケーキ…。


私は母親に生まれなきゃ良かったなんて言われた子供なんだよ?


母親は私が何歳になったのかも知らないのに、何で9本木の枝刺してんの?


死にたいって気持ちでいっぱいだった誕生日だったのに…。


母親に存在すら拒否されて、私は生きてる価値ないんじゃないのって思ってた。


全部消さなきゃ、自分が消えなきゃって思ってたのに。


私は誰にも必要とされてないって思ってたのに…。


消えたって気にするヤツいないって思ってたのに…。


…去年冗談で言ったこと覚えてないでよ…。


ウェディングケーキみたいなケーキ食べたい!


なんて、その場の流れだったんだよ。


…本当は少し憧れてたけど。