【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
「とりあえず服買うならマルキューがいいかなって思ってさ」
笑って言う陽介に、正直複雑な心境だった。
もっと遠くに行きたかった…。
帰れないくらい遠くに行きたかった。
なんて思った私は、ワガママだ。
夏までは、1番行ってみたかった遠い場所だと思ってたのに、2度目の渋谷はこんなにも近く感じたのが不思議。
マルキューへ行き、陽介の後ろを着いて行く。
ドンドンと体の芯に響く流行りの曲が、やっぱり日常とは違う世界に感じる。
「俺流行りとか分からないから、知り合いいる店行くけどいい?」
そんなこと言って、陽介の格好バリバリ流行り乗ってるけど?
なんてことは口にはしなかったが、流行りのアクセサリーを身につける陽介を見て笑いながら頷いた。
笑って言う陽介に、正直複雑な心境だった。
もっと遠くに行きたかった…。
帰れないくらい遠くに行きたかった。
なんて思った私は、ワガママだ。
夏までは、1番行ってみたかった遠い場所だと思ってたのに、2度目の渋谷はこんなにも近く感じたのが不思議。
マルキューへ行き、陽介の後ろを着いて行く。
ドンドンと体の芯に響く流行りの曲が、やっぱり日常とは違う世界に感じる。
「俺流行りとか分からないから、知り合いいる店行くけどいい?」
そんなこと言って、陽介の格好バリバリ流行り乗ってるけど?
なんてことは口にはしなかったが、流行りのアクセサリーを身につける陽介を見て笑いながら頷いた。