【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
コンポの時計は0時すぎを表示していた。
一体何時から寝ていたのかも分からない。
ベッドを降りると、マリオも鈴を鳴らしながら降りた。
少しだけ開いていたドアを開き、明かりの着いたリビングへ行く。
ソファーに寝転びタバコをくわえながら携帯を打っている陽介を見つけた。
呼びかける前に、マリオの鈴の音で陽介が私に気付き体を起こした。
「落ち着いた?」
目尻の垂れた優しい笑顔に、私も口の端を上げて頷いた。
「腹減んね?何か食いに行こう」
さっきの理由を聞いてこない陽介に感謝した。
「あ、でもお前化粧ボロボロでヤバイから顔洗った方がいいかもな(笑)」
洗面所の鏡を見ると、眉毛は半分消えてて目の周りは真っ黒で片方つけまつげがなくなっていた。
こりゃ陽介じゃなくても笑うよな(笑)
そう思いながら、メイク落としの代わりに落ちると言われたオリーブオイルを顔につけた。
一体何時から寝ていたのかも分からない。
ベッドを降りると、マリオも鈴を鳴らしながら降りた。
少しだけ開いていたドアを開き、明かりの着いたリビングへ行く。
ソファーに寝転びタバコをくわえながら携帯を打っている陽介を見つけた。
呼びかける前に、マリオの鈴の音で陽介が私に気付き体を起こした。
「落ち着いた?」
目尻の垂れた優しい笑顔に、私も口の端を上げて頷いた。
「腹減んね?何か食いに行こう」
さっきの理由を聞いてこない陽介に感謝した。
「あ、でもお前化粧ボロボロでヤバイから顔洗った方がいいかもな(笑)」
洗面所の鏡を見ると、眉毛は半分消えてて目の周りは真っ黒で片方つけまつげがなくなっていた。
こりゃ陽介じゃなくても笑うよな(笑)
そう思いながら、メイク落としの代わりに落ちると言われたオリーブオイルを顔につけた。