【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
モモちゃんが突然シャンパンを入れたいと言い出した。
陽介は止めたが、結局モモちゃんが意見を突き通しシャンパンを入れた。
突然店内の光が消えたと思ったら、ミラーボールが回りだす。
音楽が鳴り響く中、マイクでわけの分からない言葉を早口で言いながらたくさんのホストが席を囲む。
熱気に圧倒されオドオドする私とは反対に、モモちゃんは足を組んで優越感に浸るような笑みを口元に浮かべていた。
「モモちゃんまじで入れると思わなかったわぁ」
苦笑いを浮かべた直樹の言葉が気になったが、モモちゃんが直樹を一気指名してさらに盛り上がる。
「まじかよ(笑)」
呆れたような表情で笑い、直樹はソファーの上に立ち上がった。
持った瓶を口につけ、天井に向かって顔を上げる。
中身がどんどん減っていく。
喉仏が上下に動き、こぼれ落ちていくシャンパン。
周りのホストも煽るようにパラパラを踊る。
首に滴れ落ちていくシャンパンが色っぽく見える直樹と周りのホスト。
ものすごく異様な光景だった。
陽介は止めたが、結局モモちゃんが意見を突き通しシャンパンを入れた。
突然店内の光が消えたと思ったら、ミラーボールが回りだす。
音楽が鳴り響く中、マイクでわけの分からない言葉を早口で言いながらたくさんのホストが席を囲む。
熱気に圧倒されオドオドする私とは反対に、モモちゃんは足を組んで優越感に浸るような笑みを口元に浮かべていた。
「モモちゃんまじで入れると思わなかったわぁ」
苦笑いを浮かべた直樹の言葉が気になったが、モモちゃんが直樹を一気指名してさらに盛り上がる。
「まじかよ(笑)」
呆れたような表情で笑い、直樹はソファーの上に立ち上がった。
持った瓶を口につけ、天井に向かって顔を上げる。
中身がどんどん減っていく。
喉仏が上下に動き、こぼれ落ちていくシャンパン。
周りのホストも煽るようにパラパラを踊る。
首に滴れ落ちていくシャンパンが色っぽく見える直樹と周りのホスト。
ものすごく異様な光景だった。