【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
桜木町臨港パーク。
芝生の前に並ぶ四角い大きな石に座って、海を眺めていた。
小さく見えるベイブリッジ。
遠くに船が通るとそこに太陽が反射してキラキラ光る。
そんな景色が好きだった。
500mlのパックに入ったミルクティーを袋から取り出し、ストローをさす。
サンドイッチも取り出して、頬張った。
強い風が髪をなびかせ、目の前が茶色く変わる。
カバンの持ち手にはさんでおいたハイビスカスのついたクリップで髪を束ねる。
俯いていた顔を上げると、よくここで見かけるジャージ姿の女の子が走ってくるのが、視界の隅に映った。
芝生の前に並ぶ四角い大きな石に座って、海を眺めていた。
小さく見えるベイブリッジ。
遠くに船が通るとそこに太陽が反射してキラキラ光る。
そんな景色が好きだった。
500mlのパックに入ったミルクティーを袋から取り出し、ストローをさす。
サンドイッチも取り出して、頬張った。
強い風が髪をなびかせ、目の前が茶色く変わる。
カバンの持ち手にはさんでおいたハイビスカスのついたクリップで髪を束ねる。
俯いていた顔を上げると、よくここで見かけるジャージ姿の女の子が走ってくるのが、視界の隅に映った。