【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
他の中学や高校もテスト期間なのか、やたらと制服姿が多い五番街。
駅横の細い路地が学生でごった返していた。
「ハッピーセットとか子供かよ(笑)」
何食べるか聞かれたので答えたら、そう笑う。
ディズニー映画のおもちゃがおまけについてきて、学校の友達がみんな持ってきているので欲しかった。
「頼んでおくから席取っといて」
「あ、じゃあお金…」
カバンを開いて財布を探す私の頭を小突いた。
「奢ってやるから、早く取ってこいよ」
え…。
奢ってもらうことはしょっちゅうある。
だけどそれは援交相手。
学生はお金ないんじゃないの?
てか絶対直樹より私の方がお金持ってるのに…。
そう思いながら、階段を上って行った。
駅横の細い路地が学生でごった返していた。
「ハッピーセットとか子供かよ(笑)」
何食べるか聞かれたので答えたら、そう笑う。
ディズニー映画のおもちゃがおまけについてきて、学校の友達がみんな持ってきているので欲しかった。
「頼んでおくから席取っといて」
「あ、じゃあお金…」
カバンを開いて財布を探す私の頭を小突いた。
「奢ってやるから、早く取ってこいよ」
え…。
奢ってもらうことはしょっちゅうある。
だけどそれは援交相手。
学生はお金ないんじゃないの?
てか絶対直樹より私の方がお金持ってるのに…。
そう思いながら、階段を上って行った。