【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
「タバコ吸いたいから出てもいい?」
タバコを吸う仕草を見せながら直樹が言ったので、渓はまだ来ないけどマックを出た。
五番街を抜けてビブレ前の橋を渡ったと思ったらすぐ横の路地に入って行く。
「どこ行くの?」
行ったことない道に少しワクワクしながら聞いた。
「タバコ吸える場所」
「え、その辺じゃダメなの?」
直樹が私を見下ろして鼻で笑った。
「制服だからマッポに捕まるよ。俺はいいけど、はるかちゃんが迷惑だろ?」
迷惑…?
「学生証見せろって言われるよ」
あ…。
それはダメだ、施設にバレたら困る。
タバコを吸う仕草を見せながら直樹が言ったので、渓はまだ来ないけどマックを出た。
五番街を抜けてビブレ前の橋を渡ったと思ったらすぐ横の路地に入って行く。
「どこ行くの?」
行ったことない道に少しワクワクしながら聞いた。
「タバコ吸える場所」
「え、その辺じゃダメなの?」
直樹が私を見下ろして鼻で笑った。
「制服だからマッポに捕まるよ。俺はいいけど、はるかちゃんが迷惑だろ?」
迷惑…?
「学生証見せろって言われるよ」
あ…。
それはダメだ、施設にバレたら困る。