【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~
いずちゃんは別として、学校の友達と遊んでいると、門限が近づいても誰も口にはしない。


ごめんね帰らないと、そう盛り上がってる中私が言い出して、いつも微妙な空気にしてしまう。


康平なんて、門限少し過ぎたっていいだろなんて言ってくる。


私の生活は普通と違うから、理解してもらうのは難しい。


いつもそう自分の中で言い聞かせてた。


幸せに育ってるヤツらには分からない。


そうひねくれて周りを見下さないと、自分が潰れそうだった。


友達なんて言葉だけで、実際友達なんて学校にいなかったんじゃないのかな。
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