割れた砂時計


『じゃあな、部活、行ってくるよ!』


「うん、がんばって!」


いつものように、そう言って私は家に入る。
そして、自分の部屋に入ると―――――


ヴヴヴ。
唯から電話だ。


『もしもし~今日、顧問休みで部活なくなってさ~今から、家行くから!』


「あ、うん、わかった」


『じゃね~っ』


久々に、唯とゆっくり話をしよう。


そして、部屋を少し片付けた。


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