割れた砂時計


「きれい……」


そこは幻想的な世界。
青白い光り、辺り一面に。


寒さなんか吹き飛んじゃいそうな、
イルミネーションの素晴らしさ。


『来てよかっただろ』


「うん!」



俊は、誇らしげに胸をはった。
かわいいなあ。


大好き。


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