幼馴染みと幸せな日を
それから或杜は窓から家に一旦帰り風呂に入って戻ってきた


成刄もお風呂にはいりに行った


まだ成刄は部屋に戻ってきていない


ベットに座り髪を雑にタオルで拭く


ガチャッ・・・


成刄がドライヤーをもって部屋に帰ってきた


髪が濡れたままの成刄をみて、或杜はドキッとした


普段ない色っぽさがでている


暑いのか顔がほんのりピンク色に染まっている


成「あれ?アル髪乾かさなかったの?」


或「ああ。いっつも自然乾燥だし」


成「風邪ひくよ!?」


或「大丈夫だって。ほらおいで。乾かしてあげる」


或杜は自分の足の間を手で叩き、ここにくるように示す


成「いいの!?わあーい」


成刄はそういって足の間に座る


成刄の黒くて長いサラサラの髪が風で翻る


シャンプーの香りが漂う


或「はい、終わり。」


そういって或杜はドライヤーを片付けようとする


成「アルまだ乾いてないじゃん!今度はあたしが乾かしてあげる!!」


成刄はドライヤーを或杜から奪う


そしてお互い向き合う姿勢にして或杜の髪に風をあてる


成「アルの髪って細いよねー」


或「そうか?」


< 39 / 71 >

この作品をシェア

pagetop