極道彼氏とお姫様
「ごめんなさい、王子様。わたしは12時になったら帰らなくてはなりません。
楽しい時間をありがとうございました。
さようなら」

「あっ、姫!!お待ち下さい」

雛壇でつくった階段をわざとらしくかけ

降りて、意図的にプラスチックのヒールを置いていく。

そして、その靴を彼方が拾う。

「じゃあ、今日の練習はそこまで!
明日は体育館が使えないからね。
音楽室でやるから~!

朝と放課後は忘れずにちゃんと来てね。
明日は取り敢えず全部やってみるから。
家でも各自台本読んでおいてね♪

それじゃあ、解散ってことで♪」




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