極道彼氏とお姫様
俺は今、真っ暗の暗闇中に居る。

それは、亜鶴も同じこと。

それは、俺らの彼女が。

男たちに襲われたうえに、殴られて重症を負った。

綺麗な顔だった二人の顔が別人へと化している。

誰だよ!?こんなことした奴。

二人の眠る病室で、俺と亜鶴は泣いた。

「失礼します。彼方様 亜鶴様」

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