極道彼氏とお姫様
「そろそろわたくし迎えが来ますので帰りますわ。
平瀬さんと佐田さん早く目覚めるといいですわね。
璃玖様、彼方様、亜鶴様また明日…」

出雲がそう言って、病室を出る。

出る間際…。

「璃玖様でも邪魔者は排除するわ。
わたくしと彼方様の恋路を邪魔するものは許さなくてよ。
次は璃玖様の番だわ…」

と呟いたのは誰も知らなかった。



< 28 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop