闇を纏う(恋愛ミステリ)
「近道して行こう」

純は、いつもは通らない路地を進んでいた
今夜は見たい番組があるのだ

ふと、前方の道に何かが光った

切れかかった街灯の光を反射して、四角い小さなプラスチックの容器が落ちている

「・・・なんだろう?」
つまんで見ると、中に何か入っている

― プシュッ

曲がり角の向こうで音がした

「?」

純は曲がり角を曲がり・・・・・・・・・







その光景を見た
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