太陽のキセキ


そもそも委員長の早苗が親切にしてくれれば1番いいのだが・・・


「別にいいだろ?」


「よくない!!心吾にさせれば?」


「無理だよ。」


早苗だってしっかり見ていたはずなのに何考えてんだ?


小さい子のように口を膨(フク)らませる。



「先に行くからな。」

涼も手伝う気はないようだ。
西津を引き連れて先に行ってしまった。

中堂志には相当イラついているのだろう。



とうとう教室には俺と早苗と心吾、中堂志だけになってしまったのだった。


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