透明な水
オレは、目を開けた。

遂に、あの世に来てしまったかと思うほど、辺りが静かであった。


痛みはなんとか取れたようだったが、頭がぐるぐる回って起きられなかった。


同時にひどい吐き気に襲われた。

明日見を呼ぼうかと声を出したが、出なかった。
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