1から恋をまなびますっ!





だけどりょうたの唇は私の唇じゃなくて私の耳元にあった。





「今日部活終わったら体育館裏来て。」




耳元でそう言われた。






キスじゃ






なかった。










だけど私はうかれていた






りょうたに『今日部活終わったら体育館裏来て。』と言う言葉が頭から離れなかった。











うかれすぎていて私は忘れていた







千夏が言っていた






『気をつけろ』





と言う言葉を忘れていた。




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