☆守ってやるよ☆
第一章

転校

 



  ダッダダダダ!!!!!!





  バン!!




  「ちょっと!!!お母さん。私、転校なんて聞いてない。」





  麻生 姫乃 高校1年生。



  

  親が転勤族で転校なんてなれてる。



  だけど・・・・





  「なんで、一言も言ってくれなかったの??しかも、転校先も
   勝手に決めちゃって。どういうこと!!お母さん。説明して。」





  
  そう。今回は私は何も聞かされてなかった。




  当然、転校先の学校のことも・・・・・・






  「姫乃、まず落ち着いて。隠してたわけじゃないのよ。 
   ただ・・・・」




  「ただ何よ!!ってか、思いっきり隠してたじゃない!!」




  

  「あのね・・・明日・・まず・・この場所に高校に行ってほしいの。」





  
   はぁ。



   行かないとか言ったら、泣くんだろ・・・・






  「はぁ・・分かった。この場所に私の次の学校があんのね。」






   「そうなの。そこの学校に理事長さんとママ知り合いだったの。
    だから、失礼のないようにね。」






  このくそババァ。




  行くって言ったとたんこうかよ・・・・・







  はぁ・・・・・



 

  まー。とりあえず、この高校に明日行ってみるか・・・・・






  めんどくせー。





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