☆守ってやるよ☆


  ====竜side====





  「おい。姫・・・もしかしてまた???」





   俺はさっき実は姫のおでこに俺のおでこをくっつけた。





   でも、本当は姫があまりにかわいくて・・




   キスしてしまいそうだったんだ・・・・



   だから、実は姫がこうして気絶してくれたことに安心した。




   でも・・





   「どうっすっか。もう寮の夕食時間すぎちまったし。
    まぁ。どうせ、部屋同じだし、つれて帰るか。」





    ヒョイ。



   「さっきも思ったけど、姫って何食って生きるとこんな
    軽くなれんだよ・・・」





   俺は姫を抱っこしたまま寮に着いた。





   バタン。




   

   「!!!!!なんだよ・・」




  
   なにやら不機嫌な奴らに





   「なんで帰ってくるのおせーの?」





   翼が背中にブラックオーラを背負って俺の方に



   近づいてきた・・・




   「いや・・姫がなかなか起きないし、俺も
    つられてねたから?」





   そんなに不満か??





   俺が言ったら、陸が驚くべき事を言った。




   「ってか、竜が帰って来ないから、さっき
    理事長が来て、こいつの分の部屋ないから、
    誰か二人部屋にって事になって、
    理事長が勝手に決めて、竜とこいつが同部屋
    になったんだよ。」



  
   こいつとは俺の腕の中で寝ている姫を明らかに




   指差してる・・・
< 19 / 65 >

この作品をシェア

pagetop