☆守ってやるよ☆

  「じゃ。姫・・・」




  「ごめん☆姫。実は僕と陸が見ちゃったんだよね♪
   それでさぁ。姫が男達ともめてるなぁって思ったら、
   いつのまにか姫だけが立ってたんだよね♪
   やっぱりどう考えても、普通の女の子が普通に勝てる
   って人数でもなかったよね☆
   姫はどうしてあの時勝てたの??」




  やっぱり・・・



  見られてたんだ・・・・



  しかも翼怖い。。。



  もういうしかない・・・・・




  「みんな。ごめん・・・驚くかもだけど・・・
   私・・実は・・・全国NO.1のやくざの・・・・
   若頭・・・やってました・・・
   喧嘩もそん時になんとなく教わったの・・」
  (おい!!!まてそれは読者様には重大発表だぞ!!)





  
  「もしかして・・・・・・「angel」・・か。。。」





  もちろん、竜達はビックリした顔で見てきた・・・




  あたりまえかぁ・・・・




  「多分・・・そっちの時はそんな風に
   呼ばれてたし。黙ってるつもりは
   別になかったんだけど・・・
   なんかこういうのって言いにくいといいますか・・
   なんといいますか・・・」




   なんか変な敬語になったし。





  「本当にangelなのか・・・」




  「うん・・・・・」





   やっぱり・・みんな驚くよね・・・・・




   それから沈黙が私達の間を通るように




   沈黙が流れた・・・・・・・・・・・






  それからちょっとして、竜達はみんなで顔を見合わせ





  「うん」とうなずいたかのように見えた。





  そして竜がその長かった沈黙を破るかのように・・・



  「俺らも姫に話す事があるんだけど、いい??」




  私は静かに頷いた。




  



  
   
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