☆守ってやるよ☆



  ~姫side~

   
  「はぁ・・・


  もういきなりなんなのよぉ!!!」




  しかもスカートほこりいっぱいだし!!


  
  もう!!!!



  「姫大丈夫??」



  竜が手を差し伸べてくれた。



  しかし・・・・


  私はなぜかその手をはらってしまった。



  私はなんでそんな事をしてしまったのか・・・


  自分でもわからなかった・・・・



  でも・・・やってしまった事を、



  私は取り消せなかった・・・・・



  「っあ・・その・・ごめ」



  私は誤解を解こうと思ったが・・・・・



  「ごめん。姫・・・・」



  と言って竜は教室を出て行ってしまった。



  走っていかれたわけでもなく


  追いかけれたのに私は



  なぜか追いかける事も出来なかった。



  ただその場に立ち尽くしてしまった。


  私のまわりだけが時間が止まったかのように・・・



  「姫。どうしたの??」



  翼聞かれた・・・



  「私もわかんない・・・・・・どうしよう・・」



  「とっとにかくさぁ・・
   竜をまず連れ戻そう。
   姫は危ないから俺とここで待とう。」


 



   



 
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