☆守ってやるよ☆
竜君達はどんどん先に進む。
もちろん私は抱っこされてるから、
どこまで進むのかなんてもう、
考えもしないけど。
「姫。この人が理事長です。」
そう言って、竜君は私をその人の前で
おろしてくれた。
私はゆっくり顔をあげた・・・・・
そこにいたのは・・・・・
は???
「お兄ちゃん!!!!!なんで、お兄ちゃんがこんなとこにいるの?」
そう、そこにいたのは私のお兄ちゃん。
正式には結婚して婿にいった・・・・
「なんでって俺がここの理事長だから?」
なんで、問い返してくんだよ。
「え?お母さんはこのこと知ってんの?」
そうだ、お母さん。私は何も聞いてない。