☆守ってやるよ☆




   竜君達はどんどん先に進む。



   もちろん私は抱っこされてるから、




  どこまで進むのかなんてもう、




  考えもしないけど。






   「姫。この人が理事長です。」




   そう言って、竜君は私をその人の前で




  おろしてくれた。





  
   私はゆっくり顔をあげた・・・・・






   そこにいたのは・・・・・




   は???





   「お兄ちゃん!!!!!なんで、お兄ちゃんがこんなとこにいるの?」






   そう、そこにいたのは私のお兄ちゃん。





   正式には結婚して婿にいった・・・・





   「なんでって俺がここの理事長だから?」




   なんで、問い返してくんだよ。





   「え?お母さんはこのこと知ってんの?」




   そうだ、お母さん。私は何も聞いてない。
< 7 / 65 >

この作品をシェア

pagetop