☆守ってやるよ☆

   「は??もしかして、母さんから
    なんも聞いてねーの?」





   聞いてたら、聞いたりしねーよ。






   「理事長と知り合いだったの。
    ってしか言われてないし。」





   「なんだよ。あの人。息子を知り合い呼ばわりかよ。」





   そんなのどうでも、いいよ。




   「とにかく、なんでお兄ちゃんが理事長なのか知りたい。」






   そうだよ。もうお母さんの事はもうどうでもいい。




   「あー。俺の嫁の実家が金持ちなのは知ってるよな。」




   私は頷いた




   「それで、ほんとはここはその親父さんが理事長なんだけど、
    俺に将来のための勉強場としてここの理事長をまかせられた
    わけ。わかった?」




   へぇー。案外苦労してるんだな。




   「っで、じゃあ次の質問。竜君達は何?」




   私はもうこのさい聞くことは今聞こうと思った。





   しかし、その事に関してはお兄ちゃんは答えず、





   かわりに悠君が話してくれた。




   「理事長。別に話してもいいですよね。俺らに説明させてください。」



   お兄ちゃんは静かに首を縦に振った。



   

   「俺らは・・・ここの生徒会だよ。」



   ふぅーん。




   って!!!ぇえ!!!
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