DISGUISE
そんな考えを巡らせていると、ほどなく隣人はそう大して大きくもない小包を抱えて戻ってきた。
「はい、じゃあこれね」
隣人は余計な事を言うでもなく、手早く小包を寄越した。
疲れ切って口を利くのも煩わしく感じていた由紀にとっては、それはとても有り難い対応であった。
お礼の言葉を一言二言だけ残すと、早々に自室へ引き上げた。
「はい、じゃあこれね」
隣人は余計な事を言うでもなく、手早く小包を寄越した。
疲れ切って口を利くのも煩わしく感じていた由紀にとっては、それはとても有り難い対応であった。
お礼の言葉を一言二言だけ残すと、早々に自室へ引き上げた。