金髪執事と1つ屋根の下
冷たい関係









ーガチャッ












「た…だいま……」












小声でそう言いながらあたしはゆっくりと家の中へと入った。




ドアから顔を覗かせリビングを見たケド学ラン金髪男子はいない。




部屋から物音はしないし……。





……学校かな。












「待ってよう」












あたしは制服のままソファーに座り学ラン金髪男子を待つ事にした。





帰ってきたらまず何て言おう。









ーー「今日はゴメンなさい!!」




……帰ってきていきなりゴメンなさいだとビックリするよね。





ーー「お帰り。今日はゴメンなさい!!」





……これでいいのかな?









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