金髪執事と1つ屋根の下
あたしはソファーから立ち上がりおそるおそる学ラン金髪男子の方へと近づいていく。
「お…お帰り」
「あ?」
「あの……朝は「ウゼェから消えろ」
…………………??????
今のは空耳?
あたしは再び口を開いた。
「あっ…朝は「消えろっつってんだ聞こえねぇのかクズ」
…………え?
空耳……じゃない。あたし「消えろ」って言われてる?
学ラン金髪男子はあたしを睨み付けている。
そんな…怒る事ないじゃない。
あたしだって……反省したんだから。