金髪執事と1つ屋根の下
……自分で作ったんだ。
あたしの作った物なんて食べたくないよね。
ーズキンッ
「……っ!!!!」
胸が痛むのを感じてあたしは下を向く。
……何で。何で胸が痛いんだろう。
別に…仲良くもないし前からの知り合いでもないのに。
意味分かんないよ。
あたしは何も食べずに家を出る。
家を出ると眩しい太陽の光に思わず目を細めた。
「何してるんだろ……あたし…」
あたしの呟きは誰にも聞かれる事なく…自然と消えていった。