金髪執事と1つ屋根の下
目の前にいた女は髪を巻いていて化粧も濃い化け物みたいな女。
何でそんなパンダみてぇな化粧してんだ?
女の考えは今一理解出来ない。
視界が女からピンクの袋になった。
「あのっ…あたしはどんな隼人でも大丈夫だから!!!
もらってくれないかな!?」
女は俺にピンクの袋を差し出す。
どんな俺でもって何だよ。
ーーお前は俺の何だ?
ーー俺の何を知ってる?
………それに。
「馴れ馴れしく呼び捨てにすんじゃねーよ」
「……っ!!!!」
女の表情が一気にひきつる。