金髪執事と1つ屋根の下
そう言うと未来は悩んでいるのか天井を見た。
「藍がそれでいいなら…いいよ?」
「本当!?」
「うん……」
よかった。
あたしはホッと胸を撫でおろす。
「何か勝算でもある作戦があるの?」
「へ!?」
「まさか……無いのにそんな事言ったの?」
そう言いながら未来はあたしに詰めよってきた。
どうしよう。
作戦なんて無いよ!!!
何も言わなかったらやっぱり今から学ラン金髪男子の学校に行くって言い出しそうだし……ヤバイ!!!!
そんな事を考えているあたしを未来はジッと見つめて離さない。