金髪執事と1つ屋根の下








誤魔化しなんて通用しない。



どうしよう。







学ラン金髪男子……学ラン金髪男子……。




学ラン金髪男子とあたし…何かあったっけ?





学ラン金髪男子は半熟の目玉焼きが嫌いで……あたしは騙されて固い目玉焼きを作って……。







あ。










「目玉焼き!!!!」





「は?目玉焼き?」











未来は不思議そうにあたしを見ている。





でもそんな未来の視線にあたしは気づかない。







頭にあるのは目玉焼きの事。




目玉焼き……固い目玉焼きを作って謝れば今度こそ機嫌直してくれるかな?





直してくれるよね?













「未来!!!!」





「え!!なっ…何!?」










< 119 / 246 >

この作品をシェア

pagetop