金髪執事と1つ屋根の下
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男がリビングを物色し始めて数時間がたった。
「フザけんじゃねぇ!!!!」
ーガンッ
男は家に盗むようなモノが何も無い事が分かったのか急に怒り出し家具を蹴り出す。
大きな音をたてて家具は次々に床へと勢いよく倒れていった。
早く……早く出ていって。
怖い。
怖いよ。
あたしは床に座りながら恐怖に震える。
「何もねぇのかよ!!!!あ!!??」
「……っ……」
「何か答えろ!!!!」
男は怒鳴りながらあたしに近づいて来た。