金髪執事と1つ屋根の下
「今言った事忘れて…」
学ラン金髪男子は何も答えずあたしに背を向けてしまった。
あー。
嫌がられちゃったかな。
自分の言った言葉を後悔する。
「ゴメン……あの…学ラン金髪男子…」
「隼人だバカ」
「へ??」
今……の……どういう意味??
「隼人だ」って…名前で呼んでもいいの?
マジマジと学ラン金髪男子を見つめると………
嘘っ……。
耳まで真っ赤だった。
何で?どうして?
もしかして…照れてるの!?
あたふたしていると学ラン金髪男子は口を開く。