金髪執事と1つ屋根の下
何よ…。そんな言い方するならあたしだって言い返すからね。
「顔真っ赤にしといてエラそうにしないでよ!!!」
「なっ…」
隼人は目を見開いてすぐに顔を制服で隠した。
もしかして…あたし勝っちゃった?
初めての隼人との口喧嘩の勝負に勝ったあたしは喜びを隠しきれず顔がニヤける。
「何笑ってんだよ。気持ち悪ぃ」
「真っ赤な隼人には言われたくありませ~ん♪」
隼人をバカにしたように話すあたし。
隼人は冷ややかな目でコッチを見ていた。
あれ?もう赤くない?
「お前が恥ずかしい事サラッと言うからだろ
バカじゃねーの?」