金髪執事と1つ屋根の下
隼人side
「どうしたんだよ!!その怪我」
「…うっせ」
教室に入った俺を見るなり駆け寄ってくる直紀。
俺は無表情で素っ気なく答えた。
「女にでもやられたか?」
「は?」
「あたしを彼女にしてくれないなら~「黙れ」
直紀を睨み付けながら席についた。
直紀はそんな俺の前に立ちゲラゲラと笑いだす。
「…笑ってんじゃねぇよ」
「ゴメン。隼人のそんな姿初めてで…何か笑えた」
「そんな姿ってどんな姿だよ」
「怪我して……
話の途中で直紀が視界から消えた。
変わりに見えるのは女逹。