金髪執事と1つ屋根の下
思わずパンを落としそうになりながら未来を凝視した。
「学ラン金髪男子…藍を守ってくれたんでしょ?」
「う…うん」
「……藍。あたし藍の恋、応援するからね!!!」
「…応援……してくれるの?」
「当たり前だよ!!親友じゃない!!」
未来。ありがとう。
一緒に泣いたり。
笑ったり。
そんな事を共に出来るってそんな簡単な事じゃないよね。
あたし……未来に出逢えてよかった。
親友になれて…よかった。
そんなあたしの未来への想いは衝撃の一言でかき消される。
「で、告白はしないの?」